スズキ・エブリィワゴン ジョイポップターボの評価レビュー・クチコミカタログ
         
 軽自動車 Style! > 軽自動車・研究所 >


         スズキ・エブリィワゴン ジョイポップターボ



           

    【 車種概要・仕様 】

   商用貨物「エブリィバン」をベースに、内装・外装のグレードアップや装備品の充実な
   ど機能性が向上された乗用ワゴンモデル。商用バンがベースなだけに、室内の広さや
   カーゴスペースの広さはトールワゴンとは桁違い。
   搭載するエンジンは64psのターボエンジン、トランスミッションは4ATです(平成11年
   の初期モデルでは3AT)。当モデル(後期型)よりタイミングチェーン駆動の「K6A」エ
   ンジンが採用されています。
   車高は1870mmなので立体駐車場には入れないと思っておきましょう。車重は900
   kgを越えているのでかなり重い(4WDだと1トン近い)。ターボエンジンと重い車重で
   燃費はイマイチ・・・カタログ燃費は15km/リットル前後(10/15モードカタログ燃費・
   オートマ)となっているのだが、所有しているユーザーからは、実走だと10km/リットル
   以下・・・という厳しい声もよく耳にします。

   ※ 今回の取材車は14年式、ジョイポップターボ・ハイルーフ、2WDのコラムAT。
      リアスポイラーやフォグランプはオプション設定だったと思います。
      タイヤサイズは13インチでアルミホイールが標準装備になっています。


    【 室内スペースなど 】

   運転席に座ってみて、はっきり一言「圧迫感がある」。
   考えてみると長さや幅は軽自動車の規定サイズがあるのでワゴンRなどと同じ寸法。
   やはりカーゴスペースを重視している車種だけに、リアのスペースを広くする為に前席
   のスペースを必要最小限に設計していると思われる。
   しかし、圧迫感があるからと言って、決して狭いわけではない。ハンドルカバー下部と
   膝の干渉が気になりそう・・・と思いハンドル周りの寸法を計測してみたのだが、ハン
   ドル下部から座席まで約19cmと、数値上でもそんなに狭くない(シートを一番後ろま
   でスライドさせると身長172cmの私でも膝が当たる事はない)。高いシート位置とハ
   ンドルの角度など、ワゴン車特有のポジションが圧迫感の原因だろう。
   (ちなみに、上級グレードのPZにはハンドルのチルト機構が付いています。)

   シートの座席位置は地面から約80cmくらいあり、背丈の低い女性には乗り降りが少
   々難しく感じられるかも・・・。ちなみに、ワゴンRなどのトールワゴン系のシートの座席
   位置は地面から60cmくらいです。

           

   リアのカーゴスペースは申し分ないほど広い。高さは112cmくらいで、奥行きは約
   100cm(リアシートのスライドを一番後ろへ下げると約85cm)。リアシートを収納した
   カーゴスペースの奥行きは約180cm。リアの開口部は横幅120〜125cmくらい、
   縦幅は110〜112cmくらいです。
   後部座席は座席足元へ収納する形でフラットになるが、収納は思っているよりも難し
   くはなく意外とスムーズに収納が可能。

   リアシートは分割シートになっていますので、リクライニングや前後スライド、収納など
   左右を独立させたシートの使い方が出来ます。後部座席の足元は広く、ワゴンRなど
   と比べると10cm〜前後くらい広い(前後シートを一番後ろまでスライドさせた場合)。
   リア・バックドアは、開いた状態での角度が約90°なので思ったよりも地面から高くな
   らず、ワゴンRやムーヴなどのトールワゴンとあまり大差はないようです。

           

           

   もちろんシートを後方へ倒したフルフラットシートへアレンジ出来ます・・・が、フラット感
   の全く無い凸凹状態。休憩で横になるくらいなら問題はなさそうだが、車内泊となると
   アフターパーツ(エアベッドなど)無しでは寝心地がイマイチかも・・・。

           


    【 装備・気になった点 】

   カーゴスペースの広さ以外にも、両サイド「スライドドア」というワゴン車ならではの特
   徴があります。スライドドアは車体から15cmほどの隙間があれば空けることが出来
   ますので、狭い場所でのドアの開閉にはとても便利。開けっ放しでもドアが邪魔になら
   ないので、荷物の積み下ろしをする場合にも重宝します。
   また、両側スライドドアの窓ガラスも開閉可能なのもポイントが高い。しかもガラスはし
   っかりと下まで降りるので、窓枠に中途半端なガラス上部が残らないのも高ポイント。
   もちろんパワーウインドウ装備。

           

   ボンネットを開けると冷却水のタンク類やウォッシャー液、ブレーキオイルやジャッキ
   などの工具が納まっています。メンテナンスや収納の点から見ると利便性が良いかも
   。ちなみにエンジンは助手席のシート下に納まっていますので、エンジンの騒音はそこ
   そこ室内へ入ってきます(もちろん遮音・遮熱はされています)。

           

   実際に走行してみると、乗用ワゴンなのでバンタイプと違って乗り心地も考えられてお
   り、変なゴツゴツ感の無い乗り味になっています。停止状態からの初期加速がやや
   重いが、64psのターボだけあって中速からそこそこトルク感もあり特に不満はなし。

    【 一言 】

   室内スペースの広さなど、ワゴン車は使い様によっては非常に便利な車種です。しか
   し、前席スペースの圧迫感や車両重量による燃費など・・・使用する環境用途が合わ
   ないと実用性がイマイチとなってしまいそう。



       Back to ・・・
            軽自動車 Style!       軽自動車・研究所

      
Copyright(c)2006 軽自動車 Style! All Rights Reserved.